2021.04.20
つらい目の疲れ(眼精疲労)には「お風呂」で目の周りをあたためる
「目の疲れ(眼精疲労)」は日本人を悩ませる「肩こり」の大きな原因の一つとも言われています。
特に、在宅ワークが当たり前になってきた最近は、長時間のパソコンやスマホの使い過ぎで、つらい目の疲れを訴える人が急に増えているようです。
眼精疲労はなぜ起こるのか。
それは「目の周囲の血流が滞ること」が原因の一つです。
目の周囲の血流が滞ることで、疲労物質がたまるためです。
この疲労物質を流して、新鮮な酸素や栄養を運ぶ働きを促進して、症状を緩和させます。
そのために目の周りをあためるのですが「お風呂」で行うと簡単です。
この記事ではその方法をお伝えします。
眼精疲労とは・その原因
眼精疲労とは、パソコンやスマホを長時間見つめたり、メガネやコンタクトが目に合わない不具合や、精神的なストレスを受けるなどの原因から、目だけではなく、頭痛や肩こり・首こりなどの体の症状が現れ、睡眠や休養をとっても回復しない状態のことです。
参考:
眼精疲労の症状・原因|くすりと健康の情報局 https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/37_ganseihirou/#d02
目の周りのあたため方① 蒸しタオル
湯船に浸かりながら、蒸しタオルをまぶたの上にあてて、目の周りをやさしくマッサージします。
蒸しタオルの準備は、洗面器の熱めのお湯(45°C)に浸して、しっかりあたたまったところを取り出し、火傷に注意して絞ると簡単にできます。
ゆっくり38℃〜40℃のぬるめのお湯に、15分ほど肩まで浸かりながら、蒸しタオルをあて、マッサージを行うとよいです。
目の周りのあたため方② 熱めのシャワーをあてる
熱めのシャワーを直接目の周りにあてて、血行を促進します。
お湯が入らないように目はしっかりつむり、シャワーを目の周りから額にゆっくりかけていきます。
42°Cでは熱すぎると感じるなら、ご自身の感覚で「熱め」の温度にするとよいでしょう。
おわりに
目の疲れは、症状が重くなれば、肩こりが悪化したり、イライラしたり、ひどい頭痛や吐き気が生じることもあります。
このような疲れは放置せずに、日々のケアをおすすめします。
最近「目にかぶせてあたたかくなるアイマスク」も人気ですが、おうちのお風呂で簡単に目の周りをあたためることができます。
在宅ワークや、スマホの使い過ぎで目が重くなっている方は、毎日のメンテナンスに、お風呂でのあたためを取り入れてみてはいかがでしょうか。