2021.04.13
在宅ワークで肩こりがつらいと感じた時のお風呂の入り方
パソコンやスマホを使う時間が長くなり「肩こり」に悩まされる方は、増えているようです。
コロナによる環境の変化も影響しているのでしょう。
仕事で今まで以上にパソコンやスマホを扱うようになって、気がつけば同じ姿勢を続けていて、肩こりがひどくなった方は多いのではないでしょうか。
同じ姿勢を続けてしまうと、首や肩の筋肉が硬くなります。
肩こりの大きな原因の一つです。
また、姿勢や体のことだけでなく、精神的なストレスも、肩こりの原因の一つと言われています。
ストレスを感じて、体が緊張するのは自然な反応です。
しかし、姿勢やストレスを何とかしたくても、姿勢のクセを変えたり、ストレスを消すことも、なかなか難しいと思います。
そんな場合には、身近にある「お風呂」で、体と心を同時にほぐすことがおすすめです。
肩こりとは
肩こりは、何らかの原因で肩の周辺にある「僧帽筋」などの筋肉が硬くなって、血の巡りが悪くなることで生じます。
「同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、ストレス」は肩こりの4大原因と言われており、最近は「同じ姿勢」「眼精疲労」と、パソコンによる肩こりが増えているようです。
病気が原因で肩こりが生じるケースもあります。
息切れするなど、肩こり以外の症状があるときは、他の病気の可能性もありますので注意が必要です。
参考
肩こりはさまざまな病気の前兆 心筋梗塞・狭心症・脳動脈瘤 | NHK健康チャンネル https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_217.html#episode1
「肩こりを温めるとよくない」と耳にすることもありますが、それは筋肉を急に使い過ぎて生じる急性的な肩こりの場合です。
その場合は、まずは冷やし、そして温めます。
姿勢が悪かったり、運動不足のような、慢性的な原因による肩こりには「温め」がよいです。
参考
肩こりは冷やす?温める?使うべき湿布も解説 | EPARKリラク&エステ https://mitsuraku.jp/column/157/
肩こりの時におすすめな入浴法
こり固まった肩こりをやわらげるためには、お風呂の温熱効果で血流をよくして、肩周りの筋肉をほぐしてやります。
そのためにおすすめな入浴方法は以下です。
①しっかり肩までお湯に浸かり、あたためて、肩や首の血流をよくします。
②お風呂の中で肩や首をゆっくり回したり、やさしくほぐすようにマッサージをします。
ただし、マッサージの力が強すぎると、炎症が起きて逆に体を痛めることがあるのでご注意ください。
気持ちよいと感じる程度の力で十分です。
お湯の温度は40°C、時間は10分程度にします。
ぬるめのお湯に浸かると、自律神経がリラックスモードに切り替わります。
心身がリラックスし、ストレスによる肩こりの緩和にもよい効果があります。
おわりに
この記事では、今や国民病のひとつと言われている「肩こり」のつらさをやわらげる入浴法をお伝えしました。
パソコンやスマホの使い過ぎで、こりを感じる方には、肩と気持ちを同時にケアできる「お風呂」はとてもおすすめです。
整体やマッサージに行く時間が無くても、ご家庭のお風呂ならすぐに実践していただけます。
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リラックス効果を高めるために、入浴剤はおすすめ
お気に入りの香りを吸い込むことで、リラックス効果を高めることができます。
入浴剤によっては、疲労回復や、血流改善など、様々な効用もあります。
Onsen*の入浴剤「デイリーミネラル」は、別府温泉の天然の湯の花を精製したエキスが原料です。
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